アストロスケールにおけるLucanetソリューションの活用
- 月次および四半期連結財務諸表の自動作成
- バーンレートなどの KPI のモニタリングとレポーティング
- 予算と実績の比較分析
会社概要
アストロスケールは、持続可能な宇宙環境の実現を目指し、宇宙空間で増え続ける危険なスペースデブリ(宇宙ごみ)の問題に取り組んでいます。いわば「宇宙の掃除屋」です。日本に本社を置くアストロスケールは、英国、米国、イスラエル、シンガポールに子会社を展開し、グローバルに事業を行っています。
Lucanet を導入する前は、月次連結を行うことができませんでした。すべてが四半期ベースでした。Lucanet の導入により、現在は月次で報告できるようになり、コストも約 80% 削減しています。Lucanet は非常に直感的で、ユーザーにとって使いやすいシステムでもあります。
Ai Makino
Chief Information Officer
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課題
アウトソーシングによる連結業務の高コスト化と限界
アストロスケールの初めての連結決算では、業務は外部に委託されていました。当初は順調に進んでいましたが、短期間で事業が急成長したことで状況が変わりました。事業拡大に伴い連結業務はますます複雑化し、委託先に支払う費用や対応に要する時間も増加していきました。コストを抑えるために、アストロスケールでは連結レポートを四半期ごとの作成に限定せざるを得ませんでした。しかし、それにより経営陣は会社の財務状況を十分かつタイムリーに把握できなくなりました。急成長を続けるアストロスケールにとって、これは迅速な経営判断や戦略的意思決定を行う上で大きな課題となっていました。
急成長するスタートアップにおけるバーンレートのモニタリング
さらに、アストロスケールにとっては、社内のステークホルダーだけでなく外部投資家に対しても、自社の財務状況を継続的かつ正確に把握することが重要でした。スタートアップ企業にとって、バーンレートは事業の持続可能性を測る重要なKPIのひとつです。しかし、売上や費用の追跡・分析は手作業中心で、時間と労力を要する非効率なプロセスとなっていました。
解決策
拡張性とコスト効率を兼ね備えた連結決算プロセス
Lucanet の導入により、アストロスケールはわずか 2名の担当者で運用できる連結決算プロセスを構築しました。これにより、連結作業を数日で完了できるようになり、月次の連結レポートも作成できるようになりました。さらに、こうした追加レポートは追加コストなしで作成でき、さまざまな報告ニーズに合わせて柔軟にカスタマイズできます。その結果、アストロスケールは連結・レポーティング業務を強化しながら、コストを80%削減することに成功しました。
スタートアップ企業の財務健全性を見える化
アストロスケールは、バーンレートを把握するための主要な財務指標を含むカスタムレポートも作成しています。人件費、オフィス関連費用、設備投資(PPE)の購入費用など、重要なコスト項目を数クリックでレポートに反映できるため、財務チームは財務状況を透明性高く把握できます。これらのレポートは必要なタイミングで簡単に作成でき、正確な財務データに基づいて資金状況を把握し、効率的なキャッシュマネジメントを実現しています。アストロスケールのChief Information Officer(CIO)である牧野愛氏は、Lucanetの導入について次のように語っています。「私たちが Lucanet の導入を決めた理由は、スタッフが非常に親しみやすく、対応が迅速だったためです。導入プロジェクトを通じて、長期的なパートナーとして協力できると感じています。Lucanet は、グローバルに事業を展開し、複数法人の連結管理を行う企業にとって、非常に有効なソリューションだと思います。」